たくさん悩んで決めた留学、行くなら絶対成功させたいですよね。
けれど、どんなに考えて立てた計画でも、時に思い通りにいかないことがあるのもはわかっている。
留学が現実的になるにつれて、そんな不安を感じていませんか。
不安を感じつのは自然なことで、あなたが真剣な証拠です。
今回は、私の準備不足によってフランス留学に失敗した経緯と背景についてお話しします。
私の経験談が、今のあなたの不安を少しでも和らげたらと願い、書きます。
私のフランス留学失敗の経緯
留学の目標を達成できずに帰国
私の当初の留学の目標は、本場パリでのメイクアップアーティストのスタージュを経験することでした。
先ずは約半年間、語学学校でフランス語を勉強し、日常生活に困らないくらいの語学力をつける。
その後は、パリのメイクアップスクールに入学し、スチールメイクを3ヶ月勉強した後メイクアップアーティストのスタージュ(職業実地研修)を経験する計画をしていました。
けれど、結果は語学力は日常会話も十分でないまま、メイクアップスクールも入学せず、パリで暮らすこともなく、約9ヶ月間の留学で、帰国しました。
目標に至らなかった語学力
語学学校には1月下旬〜5月までの春学期と、6月〜9月までの夏学期を通して約8ヶ月間通いました。
その間は全てのカリキュラムをこなしたましたが、得意な文法の成績ばかり上がり、コミュニケーションに重要なディクテ(聴いて書きとる能力)の成績は悪く、日常会話のボキャブラリーもあまり増えず、日常会話力は低いままでした。
語学学校に半年通い終えた時点の語学力は、一人でアパートを借りるなど、生活に必要な契約ができる語学レベルではありませんでした。
語学学校の後の予定を断念
語学力が目標に達していなかった私は、語学学校の後にアパートを借りて一人暮らししながら通おう予定だったメイクアップスクールを、日本語なしで専門的な授業についていける自信が持てず、見学と体験入学はしたものの、長期のカリキュラムへの入学はあきらてしまいました。
その後、帰国せずに引き続き語学学校に通い、語学力を上げるためにフランス語を続けることも考えましたが、日本を離れて約9ヶ月が経ち、すでにかなりの日本シックになっていた事、語学学校の費用の問題、そして語学力への自信のなさから、これ以上フランスで生活することが怖かった私は、帰国を選びんだのでした。
留学したのにフランス語がペラペラになってない
帰国した時の語学力はというと、上記でも書きましたが、全く話せないわけでは無いものの、日常会話は大いに不自由がある状態でした。
留学したのにフランス語がペラペラになっていない自分がとても情けなく、暗い気持ちで帰国したのを覚えています。
帰国後フランス留学していたことを話したくない
そんな、残念なフランス留学だった私は、帰国後は留学前に仲良くていた友達とも連絡を取らず、しばらく実家に引きこもっていました。ようやく仕事を始めた時も留学していたことは誰にも話しませんでした。むしろ話したくないので、隠していました。
まとめ
・目的を達成できずに帰国
・フランス語がペラペラにならずに帰国
・帰国後、フランス留学していたことを誰にも話せない
こうして、準備不足により私はフランス留学を失敗に終えていましました。
留学前はまさか、こんな形でフランス留学を終えるとは自分でも思っていませんでした。
でもこれが現実でした。
次回の「失敗した理由②」では、このような失敗を得てわかった、失敗した原因と対策ついて書いていきます。
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