フランス語の勉強は順調ですか?フランス語は奥が深くて勉強すればするほど、楽しさや新たな魅力が見つかりますよね。
そんな勉強しているフランス語を実際に使う生活、てどんな感じだろう。
今の自分の語学力をネイティブの世界で試してみたい。
今回はそんなに思いを現実にするために役立つ情報をまとめてみました。
フランス語で留学できる国と地域、そしてそれぞれの語学事情をご紹介します。また実際にフランス語留学をしてみて思う、日本人留学生にとっての訛りの問題について書きました。参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事を読んで、行ってみたい国や地域、勉強したい環境が見つかるきっかけになると良いです。
フランス語圏の国と地域
フランス
外国語訛りのない標準フランス語が学べます。語学学校も豊富で、多くの都市で留学エージェントを通した留学プログラムが用意されています。また、学生に優しく、学生への公的サービスも多くあります。観光都市が多く留学中は旅行も楽しめでしょう。
ベルギー
北部のオランダ語圏、南部のフランス語圏、ドイツ国境に近いドイツ語圏と公式に設定された言語境界線があり、それぞれの公用語で学校教育が行われ、また独自の教育制度が成り立っています。フランス語の勉強はもちろん、他の言語や文化も感じることができる国です。
スイス
ドイツ語(スイスドイツ語)、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語を公用語とした多言語、混成民族な国。フランス語はドイツ語に続き2番目に多く使われ、主にフランスとの国境に近い西部がフランス語圏とされています。英語も公教育で必須とされているため通じます。自然豊かで治安が良い国です。
モナコ
フランスの南東隅、三方をフランスに囲まれ、一方は地中海に面した世界で2番目に面積の小さい国です。フランス語を公用語とし、また人工の約47%がフランンス国籍者となっています。ヨーロッパの富裕層が多く、治安が良い国です。
ルクセンブルグ
フランス語、ドイツ語、ルクセンブルグ語を公用語とする三言語併用社会。また英語もビジネスの場で広くつかわれています。総人口の約半数が移民であり、その多くがロマンス諸語(フランス語の語源)圏出身者であるため、容易に使えるフランス語は広く使われています。
カナダ・ケベック州
カナダの東部に位置する最も広大な面積を持つ州です。英語とフランス語を公用語とするカナダで、フランス語のみを公用語としている州です。日本の様に四季があり自然豊かな土地で、また治安も良く暮らしやすいところです。
モロッコ
大西洋と地中海に面した北アフリカの国です。1956年の独立までフランスの保護領だった影響でフランス語が第二言語として、義務教育で教えられています。物価が安くヨーロッパ留学よりも費用が抑えられるでしょう。
留学先のフランス語の訛りについて
方言と訛りとは
方言とは、ある特定の地域で使われている言葉や発音、文法などの言語体系のことです。 訛りとは、地域特有の発音です。つまり、訛りとは方言の一特徴のことです。
フランス語の方言と訛り
フランス本国と、その他の国と地域でも話されているフランス語には、その土地によって特有の方言があります。またフランス国内にはブルトン語やバスク語などの地方言語も存在します。フランス語の方言にはアクセントの違いや発音の違いが見られ、アフリカなどの地域によっては強い訛りがあります。
日本人留学生と留学先のフランス語の訛りについて
このように留学先によっては、その土地特有のアクセントや語彙があり、地域のコミュニティや公共の場で標準フランス語とは違う方言に触れて留学生活をすることになるでしょう。しかし語学学校や大学の講義では標準フランス語で学びます。また留学当初は語学学校の仲間や学校の先生とのコミニケーションが殆どで、地元の方言で会話する機会は、ホームステイであれば多少多くなるかもしれませんが、実際は少ないでしょう。よって語学力が十分身につくほど、かなりの長期期間で滞在する場合でなければ、方言関してはそれほど気にしなくても良いのではないかと私は思います。またそもそも、私たち日本人が話すフランス語はすでに日本語訛りなのです。
まとめ
・フランス語で留学できる国と地域
フランス/ベルギー/スイス/モナコ/ルクセンブルグ/カナダ・ケベック州/モロッコ
を簡単に紹介しました。それぞれ違った魅力がありどこを選んでも充実した留学できると思います。
・留学先のフランス語の訛りについて
選んだ留学先によっては方言があり、訛りがある場合があることをお伝えしましたが、私は留学先を選ぶ基準に訛りは気にしないで良いのではないかと思っています。特に語学初心者であれば尚更。それ以上に大切なのは、自分に合っているかや魅力を感じているかだと思います。
今回の記事は如何だったでしょうか。
行ってみたい場所を見つける役に立ちそうですか?
まずは、少しでも行ってみたいと感じた国や地域を調べてみるのも良いかもしれません。
では、今日もフランス語の勉強頑張ってください。