【フランス留学体験談】失敗談① 買物編

フランス留学体験談

フランス語の勉強は順調ですか?毎日お疲れ様です。

いつか、今勉強しているフランス語で海外生活をしてみたい。

そんな留学への思いが募る一方で、日本語のない生活に不安を感じることはないですか?

慣れない海外生活で、言葉がわからないトラブルはつきものです。

私もたくさん経験しました。

今回は、そんなフランス留学中の言葉の失敗談を書いていきます。

失敗を経験して思うことや、失敗を避けるためにも、今からしておいた方が良いこともお伝えしようと思います。

私の経験がみなさんのお役に立ったら、嬉しいです。

「アベック スッシー???」

これは、留学先のディジョンでの生活が始まってすぐの出来事です。ある日、私は初めて近所のパン屋に買い物に行きました。

「Bonjour !」と挨拶から始まり、慣れないフランス語で欲しいものを伝え、なんとか順調にお会計まですすだと思ったら、マダムから

「Avec ceci?(アヴェック ススィ)」

と聞かれたのですが、私は これが聞き取れず、

「???エ?何? スシ🍣??」

となったのでした。

この時、私はフランス語の会話フレーズはいくつか勉強済みでしたが、改まったフレーズしか記憶していなかったのと、何より、お客側である自分のフレーズばかりを意識して、相手に自分の言葉を伝えることしか考えていなかっので、自分のほしい物が伝え終わり、次は金額を聞き取る時だと、意気込んでいた時に、思わぬフレーズがマダムから返ってきたので、聞き取れず固まってしまったのでした。

結局、固まった私をマダムは察して、お会計へすすめてくれて、なんとか無事にパン屋での買い物は終えることは出来ました。

けれど、この出来事の後、私は気持ちがすっかり落ち込んでしまい、しばらくの間スーパーなどの会話が必要ないお店でしか買い物しなかったのを覚えています。

切手を買いに

この出来事もまた、留学先のディジョンについて間もない頃の話です。

ある日、切手が必要になり、私は近所の『TABAC』(日本のキヨスクの様な店)に買いに行く事にしました。

切手なので郵便局で買う方がよいのですが、当時の私は、街の中心街から離れた学生寮に住んでいた為、徒歩で行ける『TABAC』へ買い行くことにしました。

その時の私は「timbre(切手)」と言う単語を知らず、買いに行く直前に辞書で調べて覚えて行ったのでした。

発音も曖昧なまま、学習したばかりの言葉をネイティブな場所でいきなり使うのだから、本当にチャレンジャーだったと思います。

店につき、いざ本番となり、定員の少々イカツイお姉さんに、切手が欲しいと伝えましたが、緊張と伝わるか不安もあり、声も小さく発音もおかしかったので、なかなか伝わらず定員のお姉さんは「???」と言った表情をしていました。

そばにいたお兄さんが気づいてくれて、「切手じゃない?」とお姉さんに言ってくれて、「あぁ、切手ね」となり、なんとか買うことが出来ました。

無事、切手が手に入り、ホッとしましたが、通じなかった悲しさと恥ずかしさでまたもや落ち込み、それ以来そのTABACには行かなかったのでした。

不安が不安を呼ぶ

留学生活がスタートしたばかりの言葉のわからない、通じないはあるあるですが、実際に体験すると、なかなか落ち込むものです。

何度か繰り返すと、また通じなかったらどうしよう、とか失敗したらどうしよう、と不安になってしまいます。

今思い返せば、大した出来事ではなくても、慣れない土地での始めての日本語なしのフランス語生活で気持ちも張っているため、小さな出来事でも積み重なるとダメージが大きくなるようです。

自分の語学力の不安が留学生活を不安の多いものにさせてしまう原因になるのですね。

今からできること

せっかく行くのだから留学生活を思いっきり楽しみたいですよね。

そのためにも、やはり、出発前に語学力はつけるに越したことはないと私は思います。

どのくらいかは、人それぞれの留学目的によってですが、最低限では、一人で旅行にいってもさほど不自由を感じないくらいにはなっていた方が良いと思います。

そして、ネイティブな人とのコミニケーションはできるだけ多く体験しておくと良いでしょう。

現地のフランス人はとにかく話すのが早いです。

学習教材のようなゆっくりで丁寧な話し方は期待しないほうが良いです。

こんな感じの私のフランス留学の失敗談でしたが、如何だったでしょうか。

失敗談のほんの一部ではありますが、初期の出来事の中では、結構落ち込んだ出来事でした。

この出来事から思ったことをまとめると

・生活の中で、言葉がわからない、通じないの出来事はよくある

・ 言葉での失敗が多いと、自信がなくなり不安が募る

・できるだけ語学力はつけて行った方が良い (最低限の目安は旅行できるくらいの日常会話 )

やっぱり、今の毎日のフランス語の勉強の努力が留学中に生きてくるのだと思います。

今の努力が自信になって、留学生活を充実させてくれるのではないでしょうか。

私のような小さな失敗で、せっかくの留学が楽しめなくならないよにしてほしいです。

私もたくさん失敗して、落ち込んでばかりの留学でしたが、好きなカフェや美味しい食べ物、好きな公園、好きな景色、たくさんのお気に入りを見つけ、たくさんの素敵な出会いを経験しました。

本当に行って良かったです。留学の思い出は私の人生の宝です。

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