フランスの朝ごはん【フランスの朝ごはんが食べられる東京のカフェ3選】

フランス生活

ギリギリの時間に起きて、慌ただしく出勤する。

そんな余裕のない朝を変えられたら、と感じたことはないでしょうか。

今日はリラックスした朝を過ごすためのヒントになる、フランスの朝ごはん事情についてご紹介します。

フランスでは日本のような一汁三菜の栄養バランスが完璧な朝ごはんとは違い、甘いもの多めの簡単な朝ごはんですが、その手軽さが時間のない朝には気軽で丁度良い。

そんな楽チンだけど、おしゃれなフランスの朝ごはんで1日をスタートしたら、いつもと違った気分が味わえるかもしれません。

コーヒーとカフェオレ

フランス人が朝に飲む定番は、コーヒー(仏:café カフェ)。

カフェ文化が根強いフランスの朝は、コーヒーで始まる人が多いです。

自宅で家族と、カフェで一人、会社のコーヒースタンドで会社の同僚と、それぞれのスタイルや気分で朝の一杯を味わっています。

またコーヒーの他に温かいカフェオレも朝の飲み物の定番として知られています。

フランスの自宅で飲むカフェオレは、お茶碗より大きく、丼ぶりより小さい、お気に入りのカフェオレボウルに入れて両手で抱えて飲むのが定番スタイルです。


また子供やコーヒーが苦手な人はココア(仏:chocolat chaudショコラ・ショー)を飲む人も多くいます。

特に子供はお湯や温かい牛乳に溶かすだけのインスタントココアが好きなようです。

他、冷たいの飲み物ではフレッシュフルーツジュースやミネラルウォーターを飲みます。

コーヒーやカフェオレは温かいのが一般的で、アイスコーヒーやアイスカフェオレはあまり見かけません。

フランス人の朝は温かい飲み物を啜りながらゆっくり過ごすイメージです。

バケットとクロワッサン

フランスの朝ごはんの主食はパンが基本です。

そして朝ごはんの時に食べるバケットは甘めの付け。

朝や前日に買ったバゲットをちぎるか薄くスライスして、そこにバターやお好みのジャムを塗ったタルティーヌ(tartine)が定番です。

フランスと言えばクロワッサンをイメージするかもしれませんが、実際はクロワッサンを朝ご飯に食べる頻度は少ないです。

フランス人にとってクロワッサンは特別な朝ごはんのように思えます。

バターをふんだんに使いサクサクな食感とバターと小麦粉の香ばしい香りが特徴のクロワッサンは買い置きには向いておらず、出来立てが一番美味しいパンです。

そのため、ゆっくりできる休日の朝に焼き立てを買いにブランジェリーにいき、自宅やカフェで出来立てをほおばる。

そんな特別な朝ごはんがクロワッサンです。

またチョコ好きな人にはパン・オ・ショコラも休日の人気な朝ごはんです。

ジャムやチョコスプレッド

定番の朝ごはん、タルティーヌに欠かせないのがジャム(仏:confitureコンフィチュール)やチョコスプレッドです。スーパーにはとてもたくさんの種類のジャムが売られています。

初めてフランスでジャムを買って食べた時、日本のジャムよりフルーティーな印象を受けました。

フランス人はたくさんのジャムの中からお好みのものを冷蔵庫に常備し、毎朝タルティーヌに塗って食べます。

また家族が多い場合はそれぞれに好みのジャムがあるので、何種類かいつも用意いています。

そして、ジャムの他にもチョコスプレットを塗って食べる人もいます。

ヘーゼルナッツやアーモンドのペーストとチョコレートクリー厶の甘く香ばしいりが食欲をそそるチョコスプレッドが人気です。

シリアルやグラノーラ

甘いタルティーヌだけでは物足りなかったり、苦手だったり、また育ち盛りの子供や栄養が気になる人の中にはシリアルやグラノーラを朝ごはんにしているフランス人も多いです。

スーパーのシリアル売り場にはたくさんの味のシリアルやドライフルーツやナッツが入ったグラノーラが売られています。

デザート

食後のデザート(仏:dessert デセール)を欠かさないフランス人は朝ごはんにもデザートを食べる人が多いです。

軽い朝食なのでデザートも簡単に果物やヨーグルトで簡単に済ませます。

フランスのスーパーで売られてる果物は小ぶりで個包装ではなくキロ売りされていることが殆どです。

値段も安く種類も豊富で、気軽に食後や小腹が空いた時に食べています。

留学中、朝、小さなリンゴを齧りながら歩いてる人を町中でよく見かけました。

フランスの朝ごはんの取り入れ方

簡単けど、美味しそうでオシャレなフランスの朝ごはん。

朝はしっかり栄養満点のものを摂らなきゃという考えは取り敢えず置いといて、良いなと思ったら是非一度お試しください。

お気に入りのマグカップにコーヒーやカフェオレを注いで、ちぎったバケットにバターとお好みのジャムを塗って頬張れば、もう甘くていい香りに包まれた、フランスの朝ごはんです。

フランスの朝ごはんが食べられる東京のカフェ3選

見慣れた自宅では気分が乗らない。

そんな時はオシャレなカフェでフランスの朝ごはんを堪能してみるのもオススメです。

VIRON 渋谷店

引用:ヴィロン渋谷店 Instagram  https://www.instagram.com/p/CyF-iOspw0W/?hl=ja

ヴィロン渋谷店では朝、9時から「Petit Déjeuner(プティ・デジュネ)」が用意され、本格てなフランス流のモーニングメニューが食べられると人気です。

焼き立てのバケットとフランスの甘い菓子パン、ヴィエノワズリーにフレッシュなバター、数種類のフルーティなジャムと甘いチョコスプレッドを好みで選んで付けられる贅沢な朝ごはんが人気です。

VIRON 渋谷店
住所東京都渋谷区宇田川町33−8 塚田ビル 2F ※1Fはベーカリー
アクセスJR渋谷駅 ハチ公口から徒歩約8分
営業時間モーニング 9:00〜11:00 ランチ 11:30〜14:00 カフェ 14:30〜16:30(LO) ディナー 18:00〜21:00(LO)
定休日火曜日 ※1Fベーカリーは無休
公式サイトhttps://www.instagram.com/viron_shibuya

PAUL 神楽坂店

引用:PAUL 公式サイト https://www.pauljapan.com/shop/kagurazaka

パリの雰囲気が漂うPAULはフランスに本店を持つ人気のフレンチベーカリーです。

神楽坂店はフランス政府公式の語学学校・文化センターである東京日仏学園が近くにあり、また神楽坂エリアには在日フランス人の約1/4が住んでいると言われている場所にあるため、最もフランス本店のイメージに近いと言われています。

PAUL 神楽坂店
住所東京都 新宿区神楽坂 5-1-4 神楽坂テラス1F
アクセス各路線飯田橋駅から徒歩約5分
営業時間10:00~20:00(土・日・祝 9:00~20:00)
定休日不定休
公式サイトhttps://www.pauljapan.com/shop/kagurazaka

ル・プチ・メック 日比谷店

引用:https://lepetitmec.com/

歴史とグルメの京都発、本格フレンチベーカリー。伝統的なフランスのパンが味わえる人気店です。

モーニンングのセットはありませんが、朝8時からオープンしていて、焼きたてサクサクのクロワッサンをはじめ、バケットのサンドイッチやナッツの香りが香ばしいライ麦のパンなど、さまざまなフランスの美味しいパンとお好きなドリンクと一緒にイートインカフェで味わえます。

ル・プチ・メック 日比谷店
住所東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ1F
アクセス日比谷駅から徒歩約2分
営業時間8:00~20:00  
定休日無休
公式サイトhttps://lepetitmec.com/
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