社会人だけど留学したい。
私の留学も社会人になってからでした。
そこで今回は、社会人になってからのフランス留学についてまとめてみました。
この記事では以下のような事を考えている人に読んでもらいたくて書いています。
・社会人がだけど留学したい ・社会人が留学する方法が知りたい ・社会人が留学するメリットとデメリットは何か |
社会人の留学方法3選
ワーキングホリデー
ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者が交流し、お互いの文化や生活習慣の違いに触れ、理解を深めることを目的としています。
そのため、他のビザよりも就学や就労に寛容で生活費を補うためにアルバイトをする事ができます。
語学学校に通いながらアルバイトをしてフランスの生活を満喫したり、旅をしながら時々働き生活費を稼いだりと、自由な滞在スタイルが可能です。
対象年齢 | 申請時に18歳以上30歳未満 |
期限 | 入国日から1年間 |
切り替え・延長 | 不可 |
子供同伴 | 不可 |
取得可能回数 | 1回 |
語学留学
フランスで語学学校に通い、フランス語を学ぶ留学です。
1週間から1年以上の長期留学まで、選ぶ語学学校によって様々なプログラムがあり、パリなどの大きな都市では語学学校も豊富で滞在方法も自由に選べます。
3ヶ月未満の短期であれば、ビザなしで渡仏して滞在できます。
3ヶ月以上の場合は最大6ヶ月の就学可能な短期学生ビザと6ヶ月から1年の就学可能な長期学生ビザのどちらかを申請する必要があります。
長期学生ビザでは、現地での延長と週20時間の就労も許されています。
大学・大学院入学(正規留学)
日本の4年生大学で勉強するのと同じように、フランスの大学や大学院入学し、学位取得のために勉強する留学です。
入学には、日本の高校を卒業していることに加え、大学に合格していることが必要です。(卒業せず中退でも可)
また、語学力にも条件があり、大学や学部によって異なりますが、通常、学士過程への入学であれば、最低でもDELF B2相当レベルであることを証明する必要があります。
語学留学同様、長期学生ビザで渡仏し、滞在期間に合わせて現地で更新をしながら留学生活を継続します。
社会人が留学するメリット・デメリット
メリット
留学方法や滞在先などが自由に選べる
学生の時に留学の場合、学校や親などの支援が必要な場合が多いため、自分の希望通りに行かなかったり、期待に応える必要があったりと、制約の元での留学になってします事があります。けれど、社会人になってからの自分の責任の元でする留学は、全て自分次第で計画できます。
学生の時より勉強が楽しめる
学生の時は当たり前の学習環境ですが、社会人になると、勉強時間どころか自由に使える時間すら限られてしまう人が殆どです。そのことを経験し、社会人になってから改めて学生生活をすると、自由に勉強できる時間と環境がとても恵まれている事に気が付きます。
キャリアアップに活かせる
社会人になり、仕事を始めてから改めて自分のキャリア形成に取り組み、今の自分に必要な経験や知識が見えてくる人も多いでしょう。学生の時は漠然としていたものが具体的になってから留学することで、より有益な留学ができるのではないでしょうか。
デメリット
手続きなどに時間と手間がかかる。
留学手続きは学校の入学手続きや滞在先の手配、ビザの取得等多くの事務手続きか必要ですが、学生の交換留学などでは学校側が必要な準備は整えてくれるなど、留学にあたってサポートが充実していることが多いでしょう。
しかし、社会人になって個人で留学する場合は、情報を集めるところから、留学生活に至るまで全て自分で準備をしなければなりません。エージェントに登録し、有料で代行してくれる部分もありますが、ビザ申請など(フランスのビザ申請は原則本人。必要書類のチェックなどをしてくれるエージェントはある)自分で行わなければならない事も多くあります。
仕事やキャリアへの影響
1週間から1ヶ月程度の短期留学であれば、会社の休暇を利用したり、転職の際に再就職までの空いた期間を利用したり、仕事やキャリアへの影響なく留学ができるでしょう。しかし、長期で留学する場合は、休職や退職する必要があり、仕事によってはキャリアをストップする事となるため、キャリアダウンや帰国後の再就職を難しくする可能性があります。
フランス留学がキャリアアップに繋がるようプランを立てたり、留学後はフリーランスで活動することを視野に入れて、今から仕事に取り組むなど、留学を終えた後の仕事や生活について具体的に考え、それを視野に入れた留学プランを立てることをお勧めします。
まとめ
私が留学したのも、高校を卒業して2年くらい社会人をしてからでした。
留学先では大学の交換留学で来ている学生や大学在学中に単位移行で留学している学生、私の様に社会人になってから個人で留学している人と様々でした。
個人で留学している人たちは、目的も年齢層も様々で、日本以外の留学生も含めると10代の若者から60代の定年後に留学している人まで、本当に色々でした。
今回まとめた情報と自分の経験から、私は社会人になってからのフランス留学はお勧めだと思っています。